大糠村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡但馬国七美【しつみ】郡のうち｡慶長6年からは旗本山名氏の知行(明治元年村岡藩領)｡村高は,｢国高一紙｣125石余,｢天保郷帳｣190石余｡応永初年頃は寺河内村の支村であったというが,不詳(美方郡誌)｡鎮守は荒御霊社で,もとは荒神と呼ばれていた｡ほかに享保10年勧請の稲荷社がある(増補七美郡誌稿)｡明治22年一二分村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7388815
最終更新日:2009-03-01