ケータイ辞書JLogosロゴ 大屋村(中世)


兵庫県>新宮町

 戦国期に見える村名。播磨国揖西【いつさい】郡栗栖荘のうち。天文12年「栗栖庄平野村与大屋村」の間で栗栖川の井堰が詰まったことから水争いが起こり,訴えによって竜野城主赤松政秀の家老恵藤秀通・内海綱範・佐野秀綱が裁決にあたり,同年9月6日当村の敗訴となった。その後天正2年再び両村間に井床の詰水の問題が起こり,当村は栗栖川に新しい井堰を設けて村に水を引こうとしたが,平野村が竜野城主赤松広貞に訴えたため,同年7月26日広貞は当村の新井をやめさせる判決を下している(平野村文書)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7388909
最終更新日:2009-03-01




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