ケータイ辞書JLogosロゴ 大山宮村(近世)


兵庫県>篠山市

 江戸期〜明治22年の村名。丹波国多紀郡のうち。承応2年頃大山上村から分村して成立。篠山【ささやま】藩領。「元禄郷帳」には「大山中ノ内,宮村」と見えるが,ほかの郷帳類では大山上村の一部として扱われている。村高は,天明3年高附帳・「丹波志」ともに277石余。古検地天正15年・文禄3年。新検地承応2年〜明暦2年。新開検地延宝8年など。「多紀郡明細記」によれば,租率田57.5%・畑48%。天明3年高附帳によれば,家数60・人数306。神社は追手神社(多紀郡地誌)。同社は当村が大山上村から分村するまで同村の鎮守であった。地内久世坪に豪農園田家旧宅がある。明治22年大山村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7388935
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ