奥原山村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡丹波国多紀郡のうち｡正保4年の｢丹波国郷帳｣では原山村として見え,｢元禄郷帳｣では下原山･中原山･奥原山の3か村に分けて記載しており,江戸前期に原山村が下･中･奥の3か村に分かれたことにより成立したことが知られる｡なお,｢元禄郷帳｣｢天保郷帳｣では当村は下原山村枝郷と注記されている｡丹波国亀山藩領｡南組36か村のうち｡村高は,｢丹波志｣111石余,｢天保郷帳｣135石余｡元禄16年には五人組5組,家数23(丹波国亀山領五人組改帳)｡阿弥陀堂がある｡明治22年福住村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7389058
最終更新日:2009-03-01