ケータイ辞書JLogosロゴ 尾崎名(中世)


兵庫県>関宮町

 戦国期に見える名田名。但馬国養父【やぶ】郡八木荘のうち。天文年間頃と推定される年月日未詳の八木直信寄進状(日光院文書)に「八木庄尾崎名之内下地一所致寄進候」とあり,田地の下地が但馬妙見に寄進されている。現在,関宮町尾崎字横尾の標高250mの山頂にある山城跡(尾崎天王山城)は八木氏の支城であったと伝えられる(城館荘園遺跡)。なお,近世の尾崎村の枝村和多田の地名は,永禄4年2月吉日付三宅信友等連署状(吉井白岩家文書/関宮町史資料集)に「和多田村孫右衛門」と見え,すでに戦国期に現れていることが知られる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7389114
最終更新日:2009-03-01




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