ケータイ辞書JLogosロゴ 門野村(近世)


兵庫県>大屋町

 江戸期〜明治22年の村名。但馬国養父【やぶ】郡のうち。もとは青木氏領を経て前野氏領。文禄4年出石【いずし】藩領,元禄16年からは幕府領。村高は,「国高一紙」52石余,「天保郷帳」62石余。享保年間頃開拓入植のあった枝郷新田【しんた】がある。明和9年の家数21・人数106,田畑6町4反,高60石,牛7。天明8年の家数20・人数99,牛7。弘化3年の家数38・人数159,牛7。特産物は山桑・竹・繭・牛・木炭。鎮守は萱森神社,摂社は稲荷神社・大将軍神社と妙見社・秋葉神社。江戸期に生野鉱山で使用した樋のほとんどを,萱森神社境内の竹林に依存したといわれる(養父郡誌)。明治6年地内に門野下等小学校を創立,一時期和田に分校を置いた。明治2年の戸数39・人口164,牛13。同11年の田畑19町5反。同14年の戸数43・人口179。同22年南谷村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7389506
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ