ケータイ辞書JLogosロゴ 鴨坂上村(近世)


兵庫県>市島町

江戸期〜明治22年の村名丹波国氷上郡のうち竹田川支流前山【さきやま】川流域地名は,五台山の鴨内峠(鴨坂)に至るふもとの村であることに由来する(氷上の地名考)天和3年以降余田村から分村して成立はじめ幕府領,寛永11年丹波国亀山藩領,元禄8年からは柏原【かいばら】藩・旗本松野氏の相給村高は,「氷上郡郷村帳」417石余うち小物成2石余,「天保郷帳」427石余「丹波志」によれば,家数100,村高のうち柏原藩領117石余・松野氏知行300石余鎮守は現徳尾の折杉神社ほかに地内には愛宕神社・稲荷神社がある寺院は曹洞宗宗福寺同寺は鎌倉中期に当地に来住した余田氏一族の菩提寺余田氏は現字尾端の山頂に余田城を構え活躍したという寺院はほかに曹洞宗清水庵寺があり,同寺境内の池ではかつて温泉が出たと伝承されている明治22年前山村上鴨阪となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7389894
最終更新日:2009-03-01




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