ケータイ辞書JLogosロゴ 柏野村(近世)


兵庫県>春日町

 江戸期〜明治22年の村名。丹波国氷上郡のうち。旗本川勝氏知行。村内には天正12年創祀の鎮守社があり,隣接の野瀬谷村とともにもとは和田貝村の一部であった。和田貝村は,「元禄郷帳」では,和田貝村32石余,今高290石余,「古え王子谷,支茅野・支滝尻・支野瀬谷」と記載されており,当村は元禄年間前後に急速に開拓されたものと思われる。寛政6年の家数96。嘉永5年柏野村役人と和田貝村の百姓総代が和田貝村を柏野村に併合してほしいと川勝氏代官所へ願い出て認められ,不明確だった和田貝・柏野・野瀬谷の関係が判然となった(山内家文書)。和田貝村は柏野村(もとの茅野・滝尻)と野瀬谷村とに別れた。特産物は栗・木炭・木杓。明治6年開修舎開校。同22年大路村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7389917
最終更新日:2009-03-01




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