ケータイ辞書JLogosロゴ 含芸郷(古代)


兵庫県>加古川市

 奈良期〜平安期に見える郷名。「和名抄」播磨国印南【いなみ】郡五郷の1つ。高山寺本の訓は「賀奈牟」で「国用河南」とある。加古川下流域右岸の北西部。「風土記」に印南郡四里の1つとして「含芸里」と見え,「含芸」は「本の名は瓶落なり」とあって「瓶の酒を馬の尻に着けて,家地を求ぎ行きしに,其の瓶此村に落ちき,故瓶落といふ」と地名説話が見える。瓶が落ちて瓶落になったとあるものの,カンキの説明がないのは,カメオチの音訛とするため。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7390050
最終更新日:2009-03-01




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