ケータイ辞書JLogosロゴ 岸上村(近世)


兵庫県>中町

 江戸期〜明治22年の村名。播磨国多可郡のうち。もと豊臣氏蔵入地。慶長5年姫路藩領,寛永16年からは幕府領。村高は,「正保郷帳」534石余うち田356石余・畑177石余,「元禄郷帳」(竜野市立図書館蔵)・「天保郷帳」「旧高旧領」いずれも475石余。鎮守は西宮勝手神社。神社はほかに若宮神社。当村の安平重左衛門は,明治6年黒田庄村石原の藤田政右衛門,日野村富田の笹倉亀三らとともに滝野川中央の岩石幅4間・深さ2間・延長100余間を掘り割って,加古川筋の筏舟の通行の便を計ったことで有名である(中町誌)。同22年中村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7390118
最終更新日:2009-03-01




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