ケータイ辞書JLogosロゴ 下河野(近代)


兵庫県>千種町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ千種村,昭和35年からは千種町の大字。戸数・人口は,明治24年36,男101・女98,大正6年50・248。明治22年下河野と船越(現南光町)の間に郡道が通じ,宍粟郡の経済中心地山崎へ馬力による物資の運搬が可能になると,板・丸材・角材など建築用材や木炭が大阪・姫路・神戸・山崎などへ移出され,酒・醤油・石油・黒砂糖などの食料品や日用雑貨類が移入された。村は林業のほか養蚕・畜牛にも力を入れ,養蚕教師の招聘,稚蚕の共同飼育・養蚕組合の設立,優良種牛の購入などを進めた。昭和5年初めてトラックが1台入り,馬力挽衆との間で騒動が起こった。同20年の世帯数56・人口256。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7390794
最終更新日:2009-03-01




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