ケータイ辞書JLogosロゴ 高長村(近世)


兵庫県>夢前町

 江戸期〜明治22年の村名。播磨国飾西【しきさい】郡のうち。姫路藩領。はじめ前之庄組,宝暦5年からは町村組に所属(夢前町史)。村高は,「正保郷帳」116石余うち田79石余・畑36石余,元禄2年の播磨壱国調帳(姫路城史)では145石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに156石余。藩主酒井氏時代の領内郷村高覚書(姫路市史10)によれば,城下からの距離4里,免5ツ5分,本田高145石余・新田高11石余,庄屋弥久郎とある。寛延元年12月から同2年2月にかけて藩内に一揆が起こり,前之庄組でも古知之庄村なめらの甚兵衛を中心にして人々が立ち上がった。当村では嘉太夫・清左衛門・佐大夫・甚右衛門などが過料に処せられている(同前)。神社は,大年社。寺院は,浄土真宗本願寺派春日山光瑞寺。明治22年置塩村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7390878
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ