高滝寺(中世)
鎌倉期に見える地名｡但馬国出石郡のうち｡弘安8年の但馬国大田文に｢高滝(ﾏﾏ)寺 五町〈聖護院御領 地頭太田三郎次郎入道行願〉｣とある｡古代の寺院高竜寺とその領田が荘園化したもの｡同寺は平安期の嘉祥2年に出石郡主政安牟加首牟志布が創建したものと伝えられる(但馬国司記/但東町史)｡現在は廃寺となっているが,寺跡があり,中屋敷･大門などの地名も残っている｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7390933
最終更新日:2009-03-01