- JLogos検索辞書>
- 小南とは
「小南」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
- amazon商品リンク
小南【こみなみ】 (中世)室町期から見える地名 |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
小南(中世) 室町期から見える地名若狭国遠敷【おにゆう】郡のうち戦国期に入り村名となる遠敷川右岸に位置し,現在の金屋の南半分の地域に比定されるこの地に式内社小浴神社があり地名はこれに由来するが,伴信友は遠敷村に近く南にあることから小南と称したかとする(神社私考)江戸期元禄10年の万徳寺縁起(万徳寺文書/小浜市史社寺文書編)に「若州遠敷郡小南村〈依有鋳師今俗呼金谷村〉万徳寺」とあることから,万徳寺周辺の地域を指したものと考えられる若狭一二宮の神庫に蔵した空海筆と伝える大般若経巻1の奥書に,応永19年8~9月に修補し書写した僧の名として「小南正照院住侶大法師長応良円房」が見えると伴信友が書いている(神社私考)この正照院とは現在の万徳寺次いで,嘉吉3年5月に東寺に突鐘を鋳て進上した行信は「遠敷小南六郎権守行信」とも称せられており(東寺百合文書ヌ・モ),当地に鋳物師がいたことが知られる秋田県鹿角市大日堂旧蔵の長禄4年8月18日の梵鐘銘には「冶工若州遠敷郡小南金屋鋳是」とあり(日本古鐘銘集成),飯盛寺旧蔵鰐口の文明18年付銘文に見える「大工西郷小南橘元長」(小浜市史金石文編)や大永4年8月16日の武田元光加判正照院寄進地目録(万徳寺文書/小浜市史社寺文書編)に見える「小南 左衛門次郎」も鋳物師と思われる天文9年には「金屋中」と呼ばれる鋳物師の自治的組織があったが(芝田孫左衛門家文書/小浜市史諸家文書編),当村の鋳物師はその中心として活動していたと思われ,弘治2年に完成した明通寺の梵鐘は当村が鋳造したものと推測される(明通寺文書/小浜市史社寺文書編)天文13年にその名が見える「小南芝田弥三郎重勝」や同14年の「遠敷小南草見九郎右衛門親政」,同19年の「小南村孫右衛門尉」(小浜市史金石文編)などは,鋳物師となんらかの関連を持つ人々であろう戦国末期にこの地への鋳物師の集住化が進み,江戸期では金屋村に含められた... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
小南村(近世) 江戸期~明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
小南院郷(中世) 南北朝期から見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
小南村(近世) 江戸期~明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
小南川村(近世) 江戸期~明治4年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
小南【こみなみ】 高梁(たかはし)川支流小坂部川中流域と同川に注ぐ川面川流域に位置する... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
小南村(近世) 江戸期~明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
小南郷(中世) 南北朝期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
小南村(近世) 江戸期~明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
小南荘【こみなみのしょう】 (古代~中世)平安期~鎌倉期に見える荘園名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」