ケータイ辞書JLogosロゴ 坂本村(近世)


兵庫県>中町

 江戸期〜明治22年の村名。播磨国多可郡のうち。もと豊臣氏蔵入地。慶長5年姫路藩領,寛永16年幕府領,寛保2年からは三草藩領。村高は,「正保郷帳」には「そかいの坂本村」と見え227石余うち田206石余・畑20石余,「元禄郷帳」(竜野市立図書館蔵)・「天保郷帳」ともに曽我井坂本村と見え239石余,「旧高旧領」も239石余。鎮守は八幡神社。同社付近には土井ノ内・ババ(馬場)・ロウカイチ(牢垣内)などの字があり,土豪の居館と関係の深かった神社であると思われる。寺院は臨済宗瑞雲山鳳泉寺。天平年間行基の開基と伝え,往古は糀屋村長坂山にあって長坂山鳳凰寺と称し,天正年間野間城落城の時焼失。のち黙印和尚が越前大安寺より来て再興。この頃は鳳凰寺・鳳凰禅寺・法音寺と称したが,のち鳳泉寺と改めた(中町誌)。同寺の聖観音像は檜材を用いた一木彫りで藤原期の秀作といわれる(中町の文化財)。明治22年中村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7391352
最終更新日:2009-03-01




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