ケータイ辞書JLogosロゴ 塩田村(近世)


兵庫県>山東町

 江戸期〜明治22年の村名。但馬国朝来郡のうち。元和元年頃からは幕府領。村高は,「但馬国知高帳」98石余,「国高一紙」「天保郷帳」ともに101石余。神社は熊野神社。野間国清寺の国清寺仏殿戸帳之水引・鎮守祠戸帳之水引両品寄附因并宮賜法衣記によると,新宮神社が野間・塩田両村の氏神となっており,また,熊野神社境内の神灯に安政3年新宮御神灯とあることから,あるいは往時は新宮神社と呼ばれていたとも考えられる。境内小祠に牛の神社がある。古い由緒をもつ来迎寺があったが,廃寺となり,その後身的存在として竜源院と呼ばれる寺院が存在する。但馬西国三十三か所17番札所である。明治22年梁瀬村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7391584
最終更新日:2009-03-01




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