ケータイ辞書JLogosロゴ 地徳新村(近世)


兵庫県>高砂市

 江戸期〜明治22年の村名。播磨国印南【いなみ】郡のうち。江戸末期までに西阿弥陀村から分村して成立。村高は,元禄2年の播磨一箇国調帳(姫路城史)28石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに32石余。ただし,「天保郷帳」では西阿弥陀村枝郷と見える。同村の黒田某が当地を開墾して移住したのが当村の起源とされる(増訂印南郡誌)。鹿島大明神社は天正年間頃戦火で焼亡し,元禄年間再建という(同前)。明治14年の戸数26・人口117,田3町・畑8町・宅地7反・山林3町(播磨国地種便覧)。同22年阿弥陀村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7391748
最終更新日:2009-03-01




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