清水町(近世)
江戸期〜明治22年の町名｡江戸期は高砂町方28町の1つ｡明治初年からは高砂を冠称｡元禄年間の高砂町図によると,北堀川から南へ2筋目,東は東浜町より西は北本町に東西に連なる町並み｡安永2年の棟数71,竈数115,店借87,人数514,田地持7人(町方明細帳写)｡天保9年は家数82･人数370(宗門人別帳)｡弘化元年の町年寄安田屋長兵衛は大蔵元仲間の1人で,諸藩領･旗本領の年貢米を取り扱っていた(近世の高砂)｡明治2年の家数76･人数356(宗門人別帳)｡同22年高砂町の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7391836
最終更新日:2009-03-01