ケータイ辞書JLogosロゴ 鷹巣(近代)


兵庫県>千種町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ千種村,昭和35年からは千種町の大字。戸数・人口は,明治24年66,男148・女163,大正6年80・400。農業生産力が低い当地は林業・養蚕業・畜牛に力を入れた。明治38年の「村勢一班」には,キジが多数生息し,年に1,2回外国人が遊猟しているとある。大正元年土万【ひじま】村大沢から当地への郡道が開通し,荷車が通過するようになり,林産物の出荷が容易になる。昭和13年子牛の生産頭数が美方郡小代村についで県下2位になった時,当地の牛保有頭数62。同年宍粟郡畜産組合から1,309頭の子牛を,静岡県への282頭をはじめとして2府13県に移出した。昭和19・20年兵器生産材として鉄製品が供出された時,当地のたたら跡に放棄されていた鉄滓を姫路の広畑製鉄所(現新日鉄広畑工場)へ出荷した。同20年の世帯数90・人口425。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7392798
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ