中川原分(近世)
江戸期〜明治13年の村名播磨国揖西【いつさい】郡のうち明治初年には中河原村と称した揖保【いぼ】川下流の東方,同川支流林田川との間文禄3年は小出吉政領慶長5年姫路藩領,元和3年竜野藩領,万治元年幕府領,寛文12年からは竜野藩領村高は,｢天保郷帳｣では四ｹ村のうちとあり140石余,｢旧高旧領｣143石余文禄3年の小出吉政知行目録(竜野市史5)には,竜野を注記する中河原55石余が見える竜野藩領分明細帳(八瀬正秋文書/竜野市史5)では,人家のない村のうちに記される宝暦年間の同帳(矢本博文書/同前)によれば,高138石余,田7反余･畑22町3反余明治13年富永村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7393924
最終更新日:2009-03-01