ケータイ辞書JLogosロゴ 中西村(近世)


兵庫県>加古川市

 江戸期〜明治22年の村名。播磨国印南【いなみ】郡のうち。姫路藩領。村高は,「正保郷帳」215石余うち田198石余・畑17石余,「元禄郷帳」(竜野市立図書館蔵)215石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに259石余。村には池はなく,神吉村馬之頭池・地知行池・宮前村大池・新池など神吉荘8か村立会の池郷より引き,水高は200石。崖下の沖積平野の農地には,加古川より引いた上部井堰を利用。鎮守は宮前村の妙見社(神吉八幡社)。村内には大歳社がある。浄土真宗の道場があった。明治14年の戸数57・人口289,田16町1反余・畑1反余・宅地1町5反余,ほか芝地・藪地・林が少しある(播磨国地種便覧)。同22年西神吉村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7394055
最終更新日:2009-03-01




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