ケータイ辞書JLogosロゴ 中持村(近世)


兵庫県>東浦町

 江戸期〜明治10年の村名。淡路国津名郡のうち。慶長15年池田忠雄領,元和元年からは阿波国徳島藩領。村高は,「郷帳下書」171石余,「天保郷帳」224石余,「旧高旧領」271石余。社日を祀る森の近くは,道路が幾筋にも分かれる辻になっており,地蔵も祀られる。また,地内に疱瘡によく効くという「道盛さんの大石仏」という石仏が祀られる。この大石仏には平氏の落武者道盛を祀り,少し下の小石仏にはその家来を祀ると伝承する。小高い所にあった一本松には三升狸がおり,化かされた時には酒3升を供えれば治るといわれた。地内には永泉寺,薬師堂,荒神,社日の森などがある。明治10年中山村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7394195
最終更新日:2009-03-01




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