ケータイ辞書JLogosロゴ 西之山村(近世)


兵庫県>加古川市

 江戸期〜明治22年の村名。播磨国加古郡のうち。寛永年間に石守村から分村したとされ(石守史誌),「元禄郷帳」にも「古ハ石守村」と注記されている。ただし,すでに慶長播磨国絵図(天理図書館蔵)には「西山村」と明記してあり,整合性を欠いている。姫路藩領。村高は,「元禄郷帳」(竜野市立図書館蔵)275石余,「天保郷帳」322石余,「旧高旧領」326石余。明治8年租税収納目録に,貢米155石余,定納物として藪税1斗余,茶税2升,口米4石余,林税7厘,合計829円80銭7厘とある。明治15年の播磨国地種便覧では,戸数69・人口287,地積57町余。神社は若一神社。氏神は二塚村の稲根神社。溜池に上ノ池,中ノ池,土居ケ池がある。明治22年神野村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7394608
最終更新日:2009-03-01




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