ケータイ辞書JLogosロゴ 西脇村(近世)


兵庫県>加古川市

 江戸期〜明治22年の村名。播磨国加古郡のうち。姫路藩領。村高は,「正保郷帳」204石余うち田196石余・畑7石余,「元禄郷帳」(竜野市立図書館蔵)204石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに256石余。海岸部にあるが,浜街道筋の塊村で農村である。当村から西の別府村への渡しがあった。道標があって,尾上・高砂・手枕松道と読める。用水は北部にある中の池に明暦2年開かれた新井用水の水を引き入れる。鎮守は本荘村の住吉神社,村内には大歳社・戎社,納骨堂である歓福寺(奥の坊)がある。明治14年の戸数41・人口208,田21町1反余・畑6反余・宅地1町4反(播磨国地種便覧)。同22年別府村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7394695
最終更新日:2009-03-01




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