ケータイ辞書JLogosロゴ 箱谷村(近世)


兵庫県>篠山市

 江戸期〜明治22年の村名。丹波国多紀郡のうち。もと豊臣氏蔵入地。慶長7年八上藩領,同13年からは篠山藩領。村高は,慶長13年丹波多紀郡桑田津之国帳61石余,「丹波国郷帳」61石余うち田57石余・畑3石余,寛延元年引渡郷帳77石余,天明3年高附帳74石余,「丹波志」「天保郷帳」ともに77石余。延享3年巡見使庄屋覚書では家数21・人数104,牛5,天明3年高附帳では家数25,男63・女64。浄土真宗本願寺派岡尾山光明寺は応仁2年開創と伝え,文禄の役での加勢の功によって下された豊臣秀吉の御教書,乗鞍,軍旗を蔵したが焼失したという。明治22年福住村の大字となり,当村飛地は村雲村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7394962
最終更新日:2009-03-01




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