ケータイ辞書JLogosロゴ 畑山村(近世)


兵庫県>但東町

 江戸期〜明治22年の村名。但馬国出石郡のうち。山名氏政滅亡後天正13年まで青木勘兵衛,同年から前野長康が領した。文禄4年出石藩領,寛文6年からは旗本(倉見)小出氏知行。なお,旗本小出英本は出石藩主小出吉重の弟にあたる。村高は,「但馬国知高帳」437石余,寛文4年は390石余(資母村誌),「国高一紙」「天保郷帳」ともに418石余。鎮守は3社あり,日和坂に岡野神社,宮本に日出神社,下畑山に御影(水影)神社がある。寺院は,松源寺・海門庵・小林庵・宝城院の廃寺跡が見られる。また畑森にある玄通庵は出石郡西国26番札所である。明治22年資母村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7395056
最終更新日:2009-03-01




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