ケータイ辞書JLogosロゴ 東飯坂村(近世)


兵庫県>加古川市

 江戸期〜明治22年の村名。播磨国印南【いなみ】郡のうち。姫路藩領。村高は,「正保郷帳」199石余うち田191石余・畑7石余,「天保郷帳」243石余,「旧高旧領」244石余。寛延3年村明細帳によれば,百姓家数40,うち本百姓30・水呑10,人数183,牛10,医者1,庄屋七兵衛,大庄屋十郎兵衛の名が見える。また,東中村に15人が出作していること,男は農間に塩俵を編み,女は木綿を織ったことが知られる。神社は大歳神社・住吉神社・愛宕神社。寺院は廃寺となり,跡地が残る。年貢米は高砂御蔵納めがほとんどであったため,高砂まで陸路を運んだ。明治14年の戸数48・人口230,田20町3反余・畑1町余・宅地2町余(播磨国地種便覧)。同22年東志方村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7395292
最終更新日:2009-03-01




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