ケータイ辞書JLogosロゴ 広野新開(近世)


兵庫県>三木市

 江戸期〜明治22年の村名。播磨国美嚢【みなぎ】郡のうち。元治元年近藤文蔵が魚屋荘右衛門(三木中町の年寄)を代人として出願し,開拓された。近藤家の記録に広野南新田とあり,田畑70町歩のほかに茶畑・桑田・桃畑,溜池2か所・小池3か所がある。入作した農民35軒(そのうち17軒は四国から移住)。地主側から農具・耕牛などを与え耕作の便宜を図ったというが,完成したのは明治期に入ってからと考えられる(三木市史)。明石藩領。郷帳類には見えない。神社は住吉神社・稲荷神社。住吉神社は元治元年創立。明治15年の耕地431町4反余,戸数38・人口193(播磨国地種便覧)。同22年志染村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7395706
最終更新日:2009-03-01




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