ケータイ辞書JLogosロゴ 藤岡村(近世)


兵庫県>篠山市

江戸期〜明治22年の村名丹波国多紀郡のうち篠山【ささやま】盆地の北,篠山川支流藤岡川上流域に位置するもと豊臣氏蔵入地慶長7年八上藩領,同13年からは篠山藩領村高は,慶長13年丹波多紀郡桑田津之国帳194石余,「丹波国郷帳」194石余うち田183石余・畑11石,「丹波志」292石余,「天保郷帳」296石余天明3年高附帳での家数51,人数男126・女108集落は大別して口と奥に分けられる奥の五台山は中国の五台山にちなんで命名された景勝地で,大化年間法道仙人が開創したと伝える天台宗五台山東窟寺がある古くから丹波三岳修験道の1つの行場として開かれていた平安末期観音信仰の隆盛に伴い,播磨国一乗寺に起こった徳道大和尚の伝承が法道仙人説と混じてこの地に伝播し,観音霊場となった特に八か岳の岩屋観音堂,その背後の洞窟,そびえ立つ5つの巨岩は見事な風致である明治22年城北村藤岡口・藤岡奥となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7395900
最終更新日:2009-03-01




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