ケータイ辞書JLogosロゴ 山垣村(近世)


兵庫県>青垣町

 江戸期〜明治22年の村名。丹波国氷上郡のうち。もと浅野和泉守領。はじめ柏原【かいばら】藩領,慶安3年幕府領,元禄8年からは柏原藩・旗本永見氏の相給。なお,地内の上地・下地・向山垣が柏原藩領で,市山・平地が永見氏知行。村高は,文禄4年頃505石,「丹波国郷帳」505石うち田366石余・畑138石余,「氷上郡郷村帳」507石余ほか山役1石8斗余・小物成1石1斗余,「天保郷帳」でも507石余。当村には牛の神白石神が古くから祀られている。また,牛宿が3軒あった(丹波志)。産土神は八幡神社,のち明治期になると遠坂村の熊野神社を産土神とする(氷上郡志)。寺院は,足立遠政開基という臨済宗万歳山報恩寺。ほかに同宗天福寺跡があった(同前)。明治22年遠阪村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7397187
最終更新日:2009-03-01




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