ケータイ辞書JLogosロゴ 山田村(近世)


兵庫県>三田市

 江戸期〜明治22年の村名。摂津国有馬郡のうち。はじめ三田【さんだ】藩領,慶長7年丹波国福知山藩領,元和6年幕府領,寛永3年からは再び三田藩領。村高は,「摂津高改帳」293石余,「正保郷帳」369石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに382石余。当村は隣村と何度も山論を起こしている。天和2年には当村・桑原村と波豆村(現宝塚市)の間に,明和9年には当村・桑原村と田中村との間に争いが起こり,いずれも当村側が勝っている(三田市史)。神社は,感神社。寺院は,曹洞宗普宝山長昌寺。同寺は延宝8年の開基といい,サツキの花でも有名である(同前)。明治22年三輪村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7397270
最終更新日:2009-03-01




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