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- 今井(中世)とは
「今井(中世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 今井(中世) 室町期から見える字名山城国愛宕【おたぎ】郡岡本郷のうち賀茂別雷神社領宝徳３年４月７日，岡本郷地からみ帳（写）に，「〈次ノ西，今井ノ古屋敷〉一反 出雲前司往来」とあるのが初見ほぼ同時期の賀茂社往来田古帳（応仁元年４月写）にも，乙鶴大夫往来田のうち半の在所が「岡本郷今井」，千代寿大夫往来田のうち１反の在所が同郷「今井屋敷」と見える前記地からみ帳の地図上復元により，これは現在の北区上賀茂今井河原【いまいがわら】町北部にあたることが判明している大田神社前から南下し，賀茂川を渡って京都に至る道路沿いの地であり，屋敷とか古屋敷といわれているところからすれば，古くはここに屋敷地があったと思われる長禄４年２月29日の美作守氏貞田地寄進状（写）には，「合太卅歩者 岡本郷内〈今井北，字藪田東方〉」と記され，享禄２年12月４日の梅か辻与三百姓職売券にも，「合壱段小者〈在所岡本之郷之内字イマ井也〉」と見え，天正17年霜月10日の賀茂検地帳にも，「今井」の字名の下に計19筆の田畠が書き上げられている江戸期（年月日未詳）の上賀茂御社領之内本郷田地麁絵図によると，前記今井河原町北部のほか上賀茂藪田【やぶた】町西半部と東北端部に相当する箇所にも「今井」と書きこまれており，天正17年検地帳記載の19筆の田畠は，この部分を含むものと見られる（以上，賀茂別雷神社文書） |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 今井(中世) 戦国期に見える地名巨摩【こま】郡のうち天正11年3月28日の徳川家康印判状写に「甲州鎌田今井之内三拾五貫文等之事」とあり,天正10年3月の武田氏滅亡後甲斐を領掌した徳川家康が,今井肥後守に本領として当地内35貫文を安堵したもの(県誌本古文書/甲州古文書3)当地は鎌田郷のうちであったこともわかるまた天正10年12月12日に徳川氏から窪田菅衛門に安堵された「今井内向久分八貫文」は,竜王川原間や河東といった鎌田郷に隣接した地とともに安堵されているので,この今井も,先の鎌田今井と同地と思われる(御庫本古文書纂/甲州古文書1)さらに,天正10年11月9日の徳川家康印判状写では,「甲州之内今井」21貫870文余が,今井主計に,信州本領の替え地として充行われているが,この今井が当地と同一地かどうかは未詳ただし,いずれも今井氏の本領であったことを考えれば,同一地の可能性もある室町期の守護武田信満の子息信景が当地に住し,今井氏の祖となったといわれる(国志)比定地は現在の甲府市上今井付近である... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 今井(中世) 戦国期に見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 今井(中世) 戦国期から見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 今井(中世) 室町期に見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 今井(中世) 戦国期に見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 今井(中世) 戦国期に見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 今井(中世) 戦国期に見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 今井(中世) 戦国期に見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 今井(中世) 戦国期から見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 今井(中世) 戦国期に見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
