ケータイ辞書JLogosロゴ 有田(近代)


和歌山県>串本町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ有田村,昭和30年からは串本町の大字。明治24年には東西1里2町・南北8町余,戸数169,男430・女392,学校1,大船3・小船37。「県史近現代5」には「大字有田は鰹漁の傍ら農事を為す,家族婦女子は農事を専務とす,漁夫は独立の業を為さず漁業主に雇役せられ日に賃金を得るに止まれり」と明治期の状況を記録している。平見(海岸段丘上)の畑地では麦・甘藷などを栽培。しかし,土地も仕事も少なく,少女の間では子守に出て働く者も少なくなかった。昭和45年,錆浦周辺が海中公園に指定され,吉野熊野国立公園地域に編入。同年海中公園センターオープン。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7403188
最終更新日:2009-03-01




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