ケータイ辞書JLogosロゴ 皆瀬川村(近世)


和歌山県>印南町

 江戸期〜明治22年の村名。日高郡のうち。和歌山藩領御蔵所。弓倉理太夫組のち南谷組に所属。もと松原村の一部,慶安年間以来別に1村となるという(続風土記)。はじめは皆瀬村と称した(日高鑑・元禄郷帳)。村高は「天保郷帳」「旧高旧領」とも55石余。なお,延宝6年の大指出帳(日高鑑)によれば村高55石余・反別4町9反余,家数17軒・人数59,牛3・馬2,鉄砲1,御蔵1。「続風土記」では家数21軒・人数101,本村の東7町に小名蕨尾がある。神社は住吉社。産土神は松原村の真妻明神社という。明治4年和歌山県に所属。同6年では戸数20,男67・女40。同22年真妻村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7403850
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ