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和歌山県>御坊市

 明治22年〜現在の大字名。昭和29年からは湯川町を冠称。はじめ湯川村,昭和29年からは御坊市の大字。明治24年には東西14町・南北6町,戸数155,男494・女475,小船1。昭和10年の戸数187・人口1,000(郷土読本)。日高平野農業の中心地帯で,昭和5〜7年の小作争議も激しく闘われた。また,明治中ごろより,当地から多数の者がアメリカへ移民,その初期には一代限りの出稼ぎが多かったが,次第に農園経営者などになって永住化,現在も多くの二世,三世たちが活躍しているという。大正後期には,県道(熊野街道)の整備,さらに昭和19年の国道昇格により次第に日高地方の行政・経済の中心が国道42号沿いに移動の傾向をみせ,第2次大戦後,国・県の諸機関が当地国道付近に設置された。昭和54年紀州鉄道学問駅を開設。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7405220
最終更新日:2009-03-01




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