ケータイ辞書JLogosロゴ 名屋(近代)


和歌山県>御坊市

 明治22年〜現在の大字名。はじめ御坊村,明治30年御坊町,昭和29年からは御坊市の大字。明治44年戸数24・人口123,大正12年戸数74,男164・女156。熊野街道の県道認定,拡張,明治初年以来の天田橋架設の努力,日高港隣接地であることなどから日高地方の要地となった。ことに,明治中ごろから紀州航路定期船の就航により再び物資集散地となっていった。明治末期よりの日高地方林業の活況とともに,製材・製箱業が盛んとなり,大正6年野村製材所(製箱業)設立以降本格化し,当地製材業の中心地の1つとなった。昭和9年御坊臨港鉄道(紀州鉄道)の日高川駅が開業,同20年空襲により大破したが,その後再建された。同55年一部が名屋町1〜3丁目となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7405741
最終更新日:2009-03-01




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