ケータイ辞書JLogosロゴ 荒木郷(古代)


鳥取県>赤碕町

平安期に見える郷名「和名抄」伯耆【ほうき】国八橋【やばせ】郡六郷の1つ「あらき」には「荒木」と「新墾」の意味がある前者は「切り出して多く加工せぬ木材」のこと,後者は「荒地を墾き新田を開発する」ことをいう荒木郷の位置は大山山麓であり,地形的に後者の地名由来が妥当と考える大山山麓のさらに詳細な比定地ははっきりしない加勢蛇【かせいち】川中流域で東伯【とうはく】町のうちの旧上郷村・下郷村・栄村か,それとも勝田川の上・中流域で赤碕【あかさき】町のうちの旧成美【なるみ】村・以西【いさい】村の地域が想定地となっている(県郷土史・県史1)加勢蛇川流域に比定すると,古布・荒木・八橋・方見の4郷が立地することになり,生産地域に比べて郷が多すぎる勝田川上・中流域を比定するのが妥当であろう赤碕町のうちの旧成美村・以西村の地域である
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7407233
最終更新日:2009-03-01




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