ケータイ辞書JLogosロゴ 江尾宿(近代)


鳥取県>江府町

 明治3〜22年の日野郡の村名。明治4年鳥取県,同9年島根県,同14年再び鳥取県に所属。明治6年江尾小学校が開設され,同7年には教師4(男3・女1)・生徒54(男53・女1)・授業料月2円74銭1厘(県史近代5)。同12年の戸数146・人口627(男333・女294),物産は米・大麦・小麦・大豆・ソバ・薪・炭・蔬菜,寺院1・学校1,牛100・駄馬20(共武政表)。明治7年には江尾宿郵便取扱所が設立され,配達区域は神奈川・江尾・米原・米沢の4か村(大正2年江尾村是)であった。同17年当地を通る国道が改修されたことに伴い,江尾・米沢両村組合で,江尾を基点とする美作国延助越まで19kmの道を幅員3mに拡幅する改修に着手,同22年に完成し,年間日野郡内から3,000俵の米が美作国へ運ばれた(江尾村是)。同22年江尾村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7407517
最終更新日:2009-03-01




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