大炊(近代)
明治22年〜現在の大字名｡はじめ菅野村,明治42年からは若桜町の大字｡明治22年地内に菅野村･池田村組合村役場が設置され,組合村分離後は菅野村役場となった｡同24年の戸数23･人口100(徴発物件一覧)｡同27年には菅野尋常小学校が開設されたが,大正3年若桜尋常高等小学校大炊分教場となりやがて閉校された｡世帯数･人口は昭和29年21･129,同40年24･114,同55年22･89｡同年の農家数19･農業人口80,耕地面積11.1ha･人工保有林28ha(農林業ｾﾝｻｽ)｡稲作を中心に梨栽培も行うが,経営規模が小さく第2種兼業農家が多い｡昭和35年地内に県営舂米発電所が建設された｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7407553
最終更新日:2009-03-01