大谷(近代)
明治22年〜現在の大字名｡はじめ源村,明治44年竹田村,昭和28年からは三朝【みささ】町の大字｡明治24年の戸数28･人口131(徴発物件一覧)｡大谷神社は大正3年神社統合で竹田神社となったが,第2次大戦後再び分離した｡明治18年の村誌によると｢下畑･田代越えの村道に属す｡道幅･道敷･馬踏等実測すべからず｡坂路険峻｣(続三朝町誌)とあるが,このような状況が改善されはじめたのは大正9〜11年のことで,今までの山道とは別に馬車道が下畑との間に建設された｡また昭和38年に道路の改修工事が完了し,同39年ﾊﾞｽの運行が開始されたが,5年間ほどで廃止となった｡世帯数･人口は昭和30年45･272,同40年43･189,同50年41･129｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7407613
最終更新日:2009-03-01