下野(近代)
明治22年〜現在の大字名｡はじめ大江村,大正7年大伊村,昭和27年からは船岡町の大字｡明治24年の戸数110･人口529,水車1(徴発物件一覧)｡同34年栃谷小学校･下野小学校を廃し,大江小学校を設立,同36年字森原野に新校舎落成｡昭和16〜41年頃和見谷で特殊鋼に使用するﾏﾝｶﾞﾝ鉱が採掘された｡付近一帯は山すそに竹林が多く,第2次大戦前から筍協同組合ができ,字森原に加工場を持って操業した｡地内小倉ではｴﾉｷ･ｼﾒｼﾞ･ﾅﾒｺなどの生産販売がなされている｡ほかに付近で栽培される茶の加工場もある｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7408596
最終更新日:2009-03-01