ケータイ辞書JLogosロゴ 板津村(近世)


島根県>湖陵町

 江戸期〜明治22年の村名。出雲国神門【かんど】郡のうち。江戸期は松江藩領。貞享5年検地では本田高13石余(宝暦4年神門郡万指出帳)。同年の人口は174(宗門改帳)。村高は「大数録」では板津浦として13石,「天保郷帳」10石余である。天保4年の人口552,同9年の人口472(宗門改帳)。明治4年島根県に所属。「皇国地誌」によると,田1町9反余・畑49町余・山林15町余で,戸数151・人口789,牡牛2・牝牛20,日本形船2(100石未満)・漁船14・伝馬船2。物産ではタイ500尾・カレイ1,100尾・サバ2,900尾・イワシ1,800籠・アジ4,000尾・琉球芋3,300貫目・ダイコン1,980貫目・綿310貫目・清酒18石・酢10石・醤油5石・木綿1,700反,職業は農90戸・商26戸・漁猟22戸・大工2戸・木挽1戸・縫織18である。寺社はともにない。明治22年神門郡西浜【にしはま】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7410693
最終更新日:2009-03-01




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