ケータイ辞書JLogosロゴ 宇波(中世)


島根県>広瀬町

 戦国期にみえる地名。能義【のぎ】郡のうち。広瀬町岩倉寺に蔵する六角鉄製吊灯籠の刻銘に,「宇波大工賀藤善兵衛佐原源久宗,干時天正廿年二月吉日欽言」とある。賀藤善兵衛は文禄4年安来【やすぎ】市清水寺の鰐口を鋳造したことが,その銘によって判明する。このように,宇波は,少なくとも中世末期には,鋳物師の活躍する土地であった。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7410945
最終更新日:2009-03-01




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