ケータイ辞書JLogosロゴ 小国村(近世)


島根県>金城町

 江戸期〜明治22年の村名。石見国那賀【なか】郡のうち。江戸期を通じて津和野藩領。はじめ長安【ながやす】組,のち波佐組・久佐組に属す。「万手鑑」による村高は元和検地で202石余,寛永検地で423石余,「天保郷帳」では423石余。応永4年再建という最中山神社,正平6年創建という大歳神社のほか,慶安元年開基の真宗正念寺がある。最中山神社後方の森門山城址は徳田信濃守居城址と伝承される。明治8年徳田村・柚根【ゆね】村を合併,同9年島根県に所属。明治初期の「皇国地誌」によると戸数172・人口656,牡牛143・牝牛4,牡馬2・牝馬49。明治6年森門にある舞殿に小国小学校開校。明治22年の戸数188・人口965。同年那賀郡波佐村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7411234
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ