ケータイ辞書JLogosロゴ 川戸村(近代)


島根県>桜江町

 明治22年〜昭和29年の邑智郡の村名。川戸・小田の2か村と後山【うしろやま】村のうち川ケが合併して成立。大字は旧村名を継承,3大字を編成。合併時の戸数392・人口1,709。大正9年の世帯315・人口1,295,昭和25年379・1,711。大正15年江津【ごうつ】側から着工した山陰・山陽連絡横断鉄道三江線は,昭和5年4月川戸まで開通し川戸駅は4月20日より営業を開始した。翌年川越【かわごえ】まで開通し,同9年7月川本まで延長すると,伝統の江川舟運もまったく衰微した。対岸谷住郷【たにじゆうごう】との渡船も同25年住郷大橋の架橋により姿を消した。八戸川のデルタは畑作地となり,同27年では特産川戸ゴボウ3万1,000貫があげられている(島根県統計書)。同29年長谷村ほか3か村と合併し桜江村となる。大字は同村の大字として継承。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7411628
最終更新日:2009-03-01




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