ケータイ辞書JLogosロゴ 下須村(近世)


島根県>柿木村

 江戸期〜明治22年の村名。石見国鹿足【かのあし】郡のうち。江戸期を通じて津和野藩領。「万手鑑」による村高は元和年間131石余,寛永14年178石余。寛永14年に検地が行われたが,「石見国高郷村帳」「天保郷帳」に村名の記載はない。藩直属の御立山が平場山・大谷山とあり,下が原切抜工事が天和年間に小山新六によりなされている。大福明神と呼ばれる田中山神社の収穫祭は万歳楽【まんざいらく】と呼ばれ,下が原・原手・法師淵の3組による頭屋神事が伝承され,寛政12年以来の頭屋帳簿がある。明治4年の戸数59・人口303(万手鑑)。同9年島根県に所属。同22年現行の鹿足郡柿木【かきのき】村の大字となる。同年の戸数63・人口327。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7412312
最終更新日:2009-03-01




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