ケータイ辞書JLogosロゴ 一方村(近世)


岡山県>津山市

 江戸期〜明治22年の村名。美作国久米南条郡のうち。宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年からは津山藩領。村高は,「作陽誌」277石余(田235石・畑42石余),「美作鬢鏡」541石余,「天保郷帳」557石余,「美作鏡」541石余,「旧高旧領」557石余。元禄4年の家数24・人数82,うち男46・女36(作陽誌)。氏神は佐良神社。和気氏の祖神佐波良神を勧請したという。元禄16年当時幕府領の皿村の煙硝庫所在地を津山藩領である当村に所属させ,当村の一部を皿村に所属させることになった(美作略史)。津山県,北条県を経て,明治9年岡山県に所属。同22年佐良山村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7414689
最終更新日:2009-03-01




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