ケータイ辞書JLogosロゴ 絵師村(近世)


岡山県>笠岡市

 江戸期〜明治22年の村名。備中国小田郡のうち。毛利氏の支配を経て,慶長5年幕府領,寛永古図では「江志村」として備後福山藩領とあり,元和5年から同藩領,「元禄郷帳」では幕府領とあり,元禄11年福山藩主水野氏減転に伴い幕府領となる。村高は,寛永古図で169石余,「備中至宝記」98石余,「天保郷帳」「備中村鑑」「旧高旧領」ともに101石余。当村の南はもと海面であったが,延宝2年その地先の干潟が干拓されて富岡新田が成立した。同3年富岡新田の灌漑用として村内に鵜の池が造成され,当村は富岡新田内に鵜の池の替地を与えられた。神社に大歳神社がある。もとは大歳大明神と称し,明治初年に改号した。倉敷県,深津県,小田県を経て,明治8年岡山県に所属。同22年今井村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7414986
最終更新日:2009-03-01




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