ケータイ辞書JLogosロゴ 大手(近世)


岡山県>岡山市

江戸期の地名岡山城内山下のうち重臣屋敷地内郭の大手門付近をさす「吉備温故秘録」によると,大手門は,はじめ内山下の西部に西向きにあったが,宇喜多秀家の時代に,南部へ移入して南向きに付け替え,川崎町へ出るようにしたさらに寛永年間池田忠雄のとき,少し西方へ移し,紙屋町・西大寺町に小路を付け,大手門への通路としたこの小路を新町といい,大手門を新町門とも称した元禄年間や宝永年間の絵図には「南門」,文久年間の絵図には「新町門」とあるいずれも正面は家老池田貢の屋敷であるなお池田忠雄のとき,当地に伊賀越えの仇討ちの敵役河合又五郎の屋敷があった現在の岡山市内山下地内にあたる
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7415163
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ