上出石町(近世〜近代)
江戸期〜昭和39年の町名江戸期は岡山城下の1町,町人地明治11年岡山区,同22年からは岡山市の町名城下の北部,旭川右岸に位置する南は中出石町,西は武家地一番町天正元年宇喜多直家が城下町を創始したとき,上出石村の農家を移転させ,跡地を町家にして上出石町と称した寛永末年から正保初年頃,上出石町の北にも町家が広がり,新町を上出石町とし,旧上出石町は中出石町と改称したはじめは東片側だけの町であったが,明和4年番町大火後,西側にも商家ができた(吉備温故秘録)天明8年調べの問屋数は,生魚･川魚1,塩2･炭2･薪1(旧岡山市史4)また貞享元年の岡山町中御検地畝高地子帳(池田家文庫)によれば,高6石余･畝数8反4畝余,徳米7石余･口米1斗余嘉永7年の家数217,人数586うち男306･女280(旧岡山市史3)昭和7年の戸数177,人口812うち男416･女396(同前6)同39年番町1〜2丁目･出石町1〜2丁目となる
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7415691
最終更新日:2009-03-01